“妲妃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だっき70.0%
だつき30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時洛邑の遊び女には妲妃だっき褒姒ほうじ、西王母、というようなむかし有名な嬌婦や伝説中の仙女の名前を名乗っている評判のものもあった。
荘子 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
てめえこそ妲妃だっきのお百だあ。出て行きやがれ! てめえなんざ不潔極まる肉魂だぞ。悪徳と性慾の掃溜みたいな奴だ。醜悪でえ!
竹藪の家 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
この時、源之助は一番目に妲妃だつきのお百といふ大役をしてゐる。この芝居の殺し場は、女二人で男を殺すなど、役にも変化があり、最後まで悪人のはびこる芝居である。
役者の一生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
羽賀井一心斎はがゐいつしんさいを知つたのも、妲妃だつきのお百を知つたのも、国定忠次を知つたのも、祐天上人いうてんしやうにんを知つたのも、八百屋やほやお七を知つたのも、髪結新三かみゆひしんざを知つたのも、原田甲斐を知つたのも
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)