“女別当”の読み方と例文
読み方割合
にょべっとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源氏の来ていた時であったから、女別当にょべっとうはその報告をして品々を見せた。源氏はただ櫛の箱だけを丁寧に拝見した。繊細な技巧でできた結構な品である。
源氏物語:17 絵合 (新字新仮名) / 紫式部(著)
女別当にょべっとう内侍ないし、そのほか御親戚関係の王家の娘などもお付きしているのである。
源氏物語:14 澪標 (新字新仮名) / 紫式部(著)
宮のお歌を女別当にょべっとうが代筆したものであった。
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)