“天狗憑”の読み方と例文
読み方割合
てんぐつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第三種(憑付ひょうふ編)狐憑きつねつき、人狐にんこ式神しきがみ狐遣きつねづかい、飯綱いづな、オサキ、犬神、狸憑たぬきつき、蛇持ち、人憑ひとつき、神憑かみがかり、魔憑まつき、天狗憑てんぐつ
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
世に天狗憑てんぐつきと称するものは、狐憑き、狸憑きと同じく全く精神病の一種にて、一時の発狂と心得てよろしい。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
今日民間に見るところの、天狗憑てんぐつきのごときこれなり。例えば、ある寺の小僧が和尚の叱責しっせきをこうむりて、夕刻家より追い出だされ、自ら行く所を知らず。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)