“大泊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおどまり50.0%
おほどまり33.3%
おおとまり16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝八時に稚内わっかないを立って、夕方の四時に大泊おおどまり〔コルサコフ〕に着くまでの間、私は御免ごめんこうむって、ベッドの中にもぐり込んでいた。
ツンドラへの旅 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
主人は、函館から歸つた翌日、直ぐまた樺太の大泊おほどまりへ渡つたさうだ。同所に、九月一日から三日間、樺太建網たてあみ漁業家の大會が長官によつて招集されたからである。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
一、三月八日、大泊おおとまり港を出帆した第二小樽丸は、翌々十日、午前十時ごろ、海豹島の西海岸、四浬ほどの沖合に到着した。
海豹島 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)