“大廈高楼”の読み方と例文
読み方割合
たいかこうろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひそかに、時を待って、彼の虚をうかがっていれば、たとい喬木でも、大廈高楼たいかこうろうでも、一挙の義風に仆せぬことはありますまい。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
立派な大廈高楼たいかこうろうはどうも気楽そうに思われない。頼まれてもそういう所に住む気にはなれそうもない。
写生紀行 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
大廈高楼たいかこうろうが両側に立ち並んでいた。商品が人間だそうだからナカ/\以て牛肉屋や鰻屋の比でない。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)