“大年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおとし25.0%
おおどし25.0%
おほとし25.0%
たいねん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねむらずにいた人々の話柄であって、ちょうど庚申こうしんの由来霊験を説く話、または大年おおとしの晩には大きな火をいて、知らぬ旅人にも親切を尽すべきものだという類の民間説話が
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
たなに火ともす大年おおどしの夜 園風
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
その櫛名田比賣くしなだひめ隱處くみどに起して、生みませる神の名は、八島士奴美やしまじぬみの神。また大山津見の神のむすめ名は神大市かむおほち比賣にひて生みませる子、大年おほとしの神、次に宇迦うか御魂みたま二柱。
喬は名はねんあざな大年たいねんというのであった。
連城 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)