“大学刮目”の読み方と例文
読み方割合
だいがくくわつもく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平八郎のあらはした大学刮目だいがくくわつもく訓点くんてんほどこした一にんで、大塩の門人中学力のすぐれた方である。此宇津木が一昨年九州に遊歴して、連れて来た孫弟子がある。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
四月頼襄京都より至り、古本大学刮目だいがくくわつもくに序せんことを約す。六月大学刮目に自序す。同月近江国小川村なる中江藤樹の遺蹟を訪ふ。帰途舟に上りて大溝より坂本に至り、風波に逢ふ。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)