“大学頭”の読み方と例文
旧字:大學頭
読み方割合
だいがくのかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大学頭だいがくのかみ林家より、参りましたものにござりまするが、なにとぞ先生のご来診を得たく、折り入ってお願い申し上げまする」
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
帝崩御後十数年にして制定せられた大宝令によると、大学の学生は定員四百三十人で、博士はかせは七人、助教は二人、その他に大学頭だいがくのかみ以下五人の役人がある。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
もし、内匠頭の舎弟の大学頭だいがくのかみの家名再興の事がかなった時には、それは浅野家再興の第一の入庫金となるものであったが、内蔵助の苦衷くちゅうは酬われなかった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)