夢然むぜん)” の例文
伊勢の国相可おうかという里に、拝志氏はやしうじという人がいたが、はやく家督を嗣子にゆずって、べつにこれという不幸があったわけでもないのに剃髪ていはつし、名を夢然むぜんとあらため
伊勢の相可あふかといふさとに、拝志氏はやしうぢの人、世をはやくつぎゆづり、むこともなくかしらおろして、名を夢然むぜんとあらため、従来もとより身に病さへなくて、彼此をちこちの旅寝を老のたのしみとする。