“多邇具久”の読み方と例文
読み方割合
たにぐく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また同じ語部のかたごとの中に、久延毘古くえびこが少彦名命の事を知っているとの事を、述べたという多邇具久たにぐくも、従来谷蟆すなわち蟾蜍と解せられているが
ここに多邇具久たにぐく白してまをさく、「こは久延毘古くえびこぞかならず知りたらむ」
それには、古事記に少彦名命の事を知っておるものが久延毘古くえびこであり、その事を大国主神に申し上げたものが多邇具久たにぐくであったという、その谷蟆とは傀儡子くぐつの事ではなかろうかというのであった。