“多彩”の読み方と例文
読み方割合
たさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
H・G・ウエールズの書いた、火星の世界を覗く不思議なコーナーでも、かうまでは微妙で瞬間的で、多彩たさいで刺戟的ではなかつたでせう。
かれのネクタイは赤く、広いかげをつくるむぎわら帽には、多彩たさいなリボンがまきつけてあった。
『絵のない絵本』はこのように小さいにもかかわらず、きわめて多彩たさいな素材を含んでいる。その大部分がアンデルセンみずからの体験や印象にもとづいていることはいうまでもない。
絵のない絵本:02 解説 (新字新仮名) / 矢崎源九郎(著)