夏至頃げしごろ)” の例文
わたしは起き上がって、窓のそばへ行き、朝までそこに立ちつくした。……稲妻はほんのつかもやまなかった。俗にいう雀の夜——つまり夏至頃げしごろの短か夜である。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)