“壮太郎”の読み方と例文
読み方割合
そうたろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
情婦おんなの流れて行っている、或山国の町の一つで、しばらく漂浪の生活を続けている兄の壮太郎そうたろうが、其処そこで商売に着手していた品物の仕入かたがた、仕事の手助てだすけにお島をつれに来たのはその夏の末であった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)