ほり)” の例文
のみならず、附近一帯に、ほりをめぐらし、それへ棚をかけて、また上から土をかぶせ、おとあなを作っておいたのを、西涼勢はそうとも知らず
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その頃になりますと、この半年ほどやぐらを築いたりほりを掘ったりしてにらみ合いのていでおりました東西両陣は、京のぐるりでそろそろ動き出す気配を見せはじめます。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
その頃になりますと、この半年ほどやぐらを築いたりほりを掘つたりしてにらみ合ひのていでをりました東西両陣は、京のぐるりでそろそろ動き出す気配を見せはじめます。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)