たま)” の例文
毎日毎日、母はそうしてつないだ三つか四つの麻糸のたま風呂敷ふろしきに包んで、わずかな工賃をもらいに弟を背負っては出かけるのだった。
毎日毎日、母はそうして繋いだ三つか四つの麻糸のたまを風呂敷に包んで、わずかな工賃を貰いに弟を背負っては出かけるのだった。
(新字新仮名) / 金子ふみ子(著)