)” の例文
あとのふたりは夫婦者で、孟州は十字の峠茶店で、凄いあきないをやっていた菜園子さいえんしの張青と、その女房、母夜叉ぼやしゃ孫二娘そんじじょうなのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
査大受は、勝に乗じて一挙に抜くべしと論ずる。先ず敵情如何と、査大受一軍をもって偵察に出かけた処が、州を過ぎた附近で、日本軍の斥候隊と遭遇した。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
そしてすでに、あすあさってには、孟州に入ろうかという十嶺道みねみちで、ついその酒の誘惑から、危ないわなにかかッてしまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのかん、彼が身をかくまってもらっていたのは、かの十の一軒家だった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)