“国粋主義”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こくすいしゅぎ50.0%
ショウビズム50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治二十年ごろ、国粋主義こくすいしゅぎのさかんなとき、途中で外国人の婦人につばきかけた学生があった。なぜそんなことをなしたかと訊問じんもんされたとき、国体を発揮はっきするためだと答えた。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
学生達が、国粋主義ショウビズム示威運動デモンストレーションにやつて来たのだ。直ぐ学生達は掴まつた。殴られた。(然し大したことはない)。殴ぐつた者を警官が連れ出す。学生達は義務を済した後の無表情な顔で去る。
英国メーデーの記 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)