“因循”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんじゅん72.7%
いんじゆん18.2%
ぐづ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐幕、勤王、因循いんじゅん三派のどれにでも共鳴しながら同じ宿に泊る。馳走をするような調子で酒肴さけさかなを取寄せる上に油断すると女まで呼ぶ。
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)
また因循いんじゆんの質にてテキパキ物事のはかどらぬ所があるが、生来忍耐力に富み、辛抱強く、一端かうと思ひ込んだことはどこまでもやり通し、大器晩成するものなり……
六白金星 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)
生家うちはその村でも五本の指に數へられる田地持で、父作松と母お安の間の一粒種、甘やかされて育つた故か、體も脾弱ひよわく、氣も因循ぐづで學校に入つても、勵むでもなく、なまけるでもなく
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)