四十物町あえものちょう)” の例文
「いえ、お召なんでございます。四十物町あえものちょうのお邸から、用があるッて、そう有仰おっしゃるのでございますから。」
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ひる少し過ぐる頃、富山県知事なにがしの君が、四十物町あえものちょうやしきの門で、活溌に若い声で呼んだ。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
この馬返すからな、四十物町あえものちょうまで持って行ってくんねえ、頼むぜ、おい。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)