“四十五”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しじふいつ50.0%
しじゅうご50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君が御名みなさちの井の、ゐどのほとりの常磐木ときはぎや、落葉木らくえふぼく若葉わかばして、青葉あをばとなりて、落葉おちばして、としまた年と空宮くうきうに年はうつりぬ四十五しじふいつ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
わたしはもう四十五しじゅうごで、おまけに苦労をし続けて年よりけていたのだが、一人口は食えなくても二人口は食えるなどと云って、小金を持った後家さんの所へ、入壻いりむこに世話をしよう
(新字新仮名) / 森鴎外(著)