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嗜慾
ふりがな文庫
“嗜慾”の読み方と例文
読み方
割合
しよく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しよく
(逆引き)
野々宮さんも広田先生と同じく世外の趣はあるが、世外の功名心の為めに、流俗の
嗜慾
(
しよく
)
を遠ざけてゐるかの様に思はれる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
偏屈人に対しては妙に心理洞察のカンのある彼は、食道楽であるこの中老紳士の舌を、その方面から
暗
(
そら
)
んじてしまって、
嗜慾
(
しよく
)
をピアノの
鍵板
(
けんばん
)
のように操った。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
彼が新知識、特にオランダ渡りの新知識に対して強烈な
嗜慾
(
しよく
)
をもっていたことは到る処に明白に指摘されるのであるが、そういう知識をどこから得たか自分は分からない。
西鶴と科学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
嗜慾(しよく)の例文をもっと
(7作品)
見る
嗜
漢検1級
部首:⼝
13画
慾
漢検準1級
部首:⼼
15画
“嗜”で始まる語句
嗜
嗜好
嗜欲
嗜虐
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嗜好品
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嗜食
嗜味
検索の候補
獣的嗜慾
“嗜慾”のふりがなが多い著者
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