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喇嘛
ふりがな文庫
“喇嘛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ラマ
85.7%
らま
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ラマ
(逆引き)
明の時代のこと、蒙古から支那に伝来した
喇嘛
(
ラマ
)
教が盛んになって、喇嘛僧の勢力が増大するにつれ、弊害百出し、社会を毒すること極度に達した。
一商人として:――所信と体験――
(新字新仮名)
/
相馬愛蔵
、
相馬黒光
(著)
それでも、老人たちの残した
訓
(
おし
)
えは固く守られていると見えて、今でも、この島の最後の者たるべき女の児は、
喇嘛
(
ラマ
)
の
活仏
(
いきぼとけ
)
のように大事にされている。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
喇嘛(ラマ)の例文をもっと
(12作品)
見る
らま
(逆引き)
ユートピア、これこそ
喇嘛
(
らま
)
の夢想楽土であるが、しかし孔雀王経中の四峰の彩光といい、すべてが現実そのままなのも奇怪だ。
人外魔境:03 天母峰
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しかしこの女を「
四肢
(
しし
)
と毛なみの美しい
獣
(
けもの
)
」として卑しみ去ろうとする意志の下には、その獣身に
喇嘛
(
らま
)
教の仏像の
菩薩
(
ぼさつ
)
に見るような歓喜が
溢
(
あふ
)
れているところをなかなか捨て難く思う心が
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
喇嘛(らま)の例文をもっと
(2作品)
見る
“喇嘛(ラマ(チベット))”の解説
ラマ(チベット語:བླ་མ་, ワイリー方式:, ラテン文字慣用表記:Lama, 漢語表記:喇嘛)とは、チベット仏教における僧侶の敬称の1つ。「上師」と訳されることがある。サンスクリット語のグル(師匠・導師など)に相当する。
(出典:Wikipedia)
喇
漢検1級
部首:⼝
12画
嘛
漢検1級
部首:⼝
14画
“喇嘛”で始まる語句
喇嘛教
喇嘛僧
喇嘛塔
喇嘛寺
喇嘛王宮
検索の候補
喇嘛教
達頼喇嘛
喇嘛僧
喇嘛塔
喇嘛寺
喇嘛王宮
噠𡃤喇嘛
“喇嘛”のふりがなが多い著者
相馬愛蔵
南方熊楠
沖野岩三郎
小栗虫太郎
中島敦
国枝史郎
谷崎潤一郎
薄田泣菫
北原白秋
正岡子規