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唇歯輔車
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しんしほしゃ
ふりがな文庫
“
唇歯輔車
(
しんしほしゃ
)” の例文
これで助かっていることは言うまでもない。この
唇歯輔車
(
しんしほしゃ
)
の関係が未だに続いている。二人で有志懇親会の発起人を承わると、僕が回章を書いて、菊太郎君が会計方を勤める。
勝ち運負け運
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
これが吾人日本国民の目的である。即ちこの目的に向って支那は
何処
(
どこ
)
までも我が日本の
侶伴
(
りょはん
)
たるべきである。いわゆる
唇歯輔車
(
しんしほしゃ
)
である。これ空論に非ず。実に唇亡びて歯寒し。
三たび東方の平和を論ず
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
雲仙温泉が多く外人を迎えているに引かえ(
古湯
(
ふるゆ
)
は内地人専門ではあるが)小浜は内地人で栄え、雲仙と共に
唇歯輔車
(
しんしほしゃ
)
の関係にある。雲仙探勝は小浜を根拠とするも悪くはない。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
他年
煢々
(
けいけい
)
孤立、五洲の内を環顧するに一の同種の国なく一の
唇歯輔車
(
しんしほしゃ
)
相倚
(
あいよ
)
り
相扶
(
あいたす
)
くる者なく、徒らに目前区々の小利を
貪
(
むさぼ
)
りて千年不滅の醜名を流さば、
豈
(
あに
)
大東男児無前の羞に非ずや。
斗南先生
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
唇
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
歯
常用漢字
小3
部首:⽌
12画
輔
漢検準1級
部首:⾞
14画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“唇歯”で始まる語句
唇歯