“吾妹”の読み方と例文
読み方割合
わぎも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもほそり寂し吾妹わぎも浅茅生あさぢふの露けき朝は裾かかげけり (四八頁)
文庫版『雀の卵』覚書 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「今は吾は死なむよ吾妹わぎも逢はずしておもひわたれば安けくもなし」(巻十二・二八六九)、「よしゑやし死なむよ吾妹わぎも生けりとも斯くのみこそ吾が恋ひ渡りなめ」(巻十三・三二九八)というのがあり
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
逢崎おうさきは名にこそありけれはしけやし吾妹わぎもが家は雲井かくりぬ
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)