吝嗇家しまりや)” の例文
元来が上方者かみがたもの吝嗇家しまりやだったから、御殿奉公中からちょびちょび小金こがねを溜めて大分持っていたそうだ、しかしもうとしとしなので屋敷もひまを貰って自分は此処ここへ一軒あたらしく家を建てたが
暗夜の白髪 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)