“名代部屋”の読み方と例文
読み方割合
みょうだいべや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引け過ぎになって、次郎左衛門を寝かしつけてから、八橋は治六の名代部屋みょうだいべやへそっと忍んで来た。浮橋をそばにおいて、彼女は身請けの話を言い出した。
籠釣瓶 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
新造の浮橋がすぐに出て来たが、いつものように八橋の座敷へは通さないで、別の名代部屋みょうだいべやへ案内した。誰か客が来ているのだろうと栄之丞は想像した。
籠釣瓶 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)