古瑕ふるきず)” の例文
領分は変り、国境くにざかいは違っているのだけれども、いったん生梟いきざらしにまでかけられた自分の古瑕ふるきずが、不必要なところであばかれた日には気がかねえやな。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)