“反響言語”の読み方と例文
読み方割合
エヒョーラリー100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが、反響言語エヒョーラリーのじつに奇怪なところである。遠くて、普通の耳には聴えぬような音も、異常に鋭くなった発作時の、聴覚には響いてくるのである。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
じぶんがなにをしているかが明白はっきりと分っていながら、どうにも目のまえの人間の言葉を真似たくなり、またその人の動作をそのまま繰りかえす——つまり、反響言語エヒョーラリー返響運動エヒョーキネジーというのがおこる。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)