“又六”の読み方と例文
読み方割合
またろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足利七代の将軍義尚(よしひさ)の時まで世を茶にしてお在(いで)なされた一休が、杉葉たてたる又六(またろく)の門(かど)と仰せられたも酒屋で、杉の葉を丸めて出してある看板だそうにございます。
いつでも飲みたいという人が沢山に出てこなければ、造り酒屋は商売として成り立つはずもなく、また又六(またろく)などと呼ばれる取売店(とりうりみせ)が、繁昌(はんじょう)するようにはならなかったわけでもある。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「作人(さくにん)は本所緑町の仏師又六(またろく)、大した腕のある男じゃねえが、あの普賢菩薩だけは、後光が射すような出来だ。そのうえ木戸番のお倉てえのが滅法いい女で、小屋は割れっ返るような入(いり)ですぜ」