“厚皮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あつかは50.0%
あつかわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは厚皮あつかはだから「政治的婦人」だの「政治家の妻」だのという論文を自分の新聞に載せて、嬢様のところへ送つて来る。之には嬢様も閉口なすつたやうだ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
麦藁帽子をかぶらせたら頂上てっぺんおどりを踊りそうなビリケンあたまが入っていて、これも一分苅ではない一分生えの髪に、厚皮あつかわらしい赭いが透いて見えた。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)