“千振”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんぶり66.7%
せんぶ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母は滅多に外出しなかったので、たまに前の山に千振(せんぶり)摘(つ)みなどに行く時、私らはそれを大変な珍しいことのようにして、そのあとについて行った。
私の母 (新字新仮名) / 堺利彦(著)
千振(せんぶり)と稱する藥草も多し。鹽手といふ草、この山と日光山とのみにありて、春はその芽を食ふべしと聞く。氣候は東京に比すれば、十度以上の差あるべし。
鹿野山 (旧字旧仮名) / 大町桂月(著)
「寒(かん)のうちから、悦之進どのと根競(こんくら)べを約束して、毎あさ暁起(ぎょうき)して、てまえは素槍(すやり)千振(せんぶ)り、悦之進どのは、居合(いあい)を三百回抜くという行(ぎょう)をやっておりまする」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)