十年じゆうねん)” の例文
著者ちよしや七年前しちねんぜんたときは、つぎの大噴火だいふんかは、あるひ十年じゆうねん以内いないならんかとの意見いけんおほかつたが、このとし九月三十日くがつさんじゆうにちたときは、大噴火だいふんか時機じき切迫せつぱくしてゐるようにおもはれた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
この慶州けいしゆう古墳こふんからは、今日こんにちまでいろ/\のものが發見はつけんせられましたが、私共わたしどもをびっくりさせたのは、ちょうどいまから十年じゆうねんばかりまへに、その鳳凰臺ほうおうだい西手にしてにある半崩はんくづれのつかから品物しなものであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)