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北狄
ふりがな文庫
“北狄”の読み方と例文
読み方
割合
ほくてき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほくてき
(逆引き)
見よその先祖は赤手を揮うて四海を圧倒したるローマ人も、その子孫に至ればたちまち
北狄
(
ほくてき
)
蛮人の
鉄蹄
(
てってい
)
に
蹂躙
(
じゅうりん
)
せられたるにあらずや。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
北は、
北狄
(
ほくてき
)
とよぶ
蒙古
(
もうこ
)
に境し、東は、
夷狄
(
いてき
)
と称する熱河の山東方面に隣するまで——旧袁紹治下の全土を完全に把握してしまった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「東夷南蛮
北狄
(
ほくてき
)
西戎西夷八荒天地
乾坤
(
けんこん
)
のその間にあるべき人の知らざらんや、三千余里も遠からぬ、物に
懼
(
お
)
じざる荒若衆……」
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
北狄(ほくてき)の例文をもっと
(17作品)
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“北狄”の解説
北狄(ほくてき)あるいは狄(てき)は、四夷の一つ。古代中国において北方の中原的都市文化を共有しない遊牧民族を呼んだ呼称である。『山海経』の説に従えば、北狄は黄帝の孫から生まれた末裔であり、その始祖は始均だという。北方の民族は度々中原を侵略したことから、北方にいた異民族は総じて狄と呼ばれるようになり、北狄は蔑称としての意味合いが強くなった。
(出典:Wikipedia)
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
狄
漢検1級
部首:⽝
7画
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北
北国
北京
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北海道
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