“動静”のいろいろな読み方と例文
旧字:動靜
読み方割合
ようす61.1%
どうせい33.3%
やうす5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんりきが夜更けて再び忍んで行った時に、かの部屋の燈火あかりは消えていました。障子の外で暫らく動静ようすうかがっていたがんりき。
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「おい、金博士の動静どうせいについてのニュースはないのか。すくなくとも一巻のニュース映画になるくらいのものは持って来い」
赤穴あかな母子おやこにむかひて、吾が近江をのがれ来りしも、雲州の動静やうすを見んためなれば、一たび下向くだりてやがて帰り来り、五一菽水しゆくすゐつぶね御恩めぐみをかへしたてまつるべし。五二今のわかれを給へといふ。