助炭じょたん)” の例文
助炭じょたんをかけた長火鉢は隅の方に押しやられて、その傍には古びた箪笥が置いてあった。それにつづいた鼠壁には、どこからかの貰いものらしい二、三本の団扇うちわが袋に入れたままでさかさに懸かっていた。
半七捕物帳:35 半七先生 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
鉛筆で助炭じょたんに書きし覚え書
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)