出不精でぶしょう)” の例文
「おや、銭形の親分、よく来てくれたね。出不精でぶしょうの親分のことだから、どうかと思って心配したが」
昼食後一時間位、転寝うたたねをする事があるが、これをすると頭の工合ぐあいの大変よいように思う。出不精でぶしょうの方で余り出掛けぬが、時々散歩はする。俗用で外出をむなくされる事も、たまには無いではない。
今でこそ出不精でぶしょうでいらっしゃるが、若いうちはずいぶん旅をなされたもので、度胸もおありになるし、剣術や、槍や、柔術までも相当に御稽古を積んでいらっしゃる——それにおともの若いものも
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
第一、あの出不精でぶしょうな夫の姿の見えないのがいぶかしかった。
お勢登場 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「下町の人間は出不精でぶしょうだからな」
追いついた夢 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)