“冬貂”の読み方と例文
読み方割合
とうてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
焦生は腹心の客と相談して、権力のある中央の大官に賄賂を入れてその罪をのがれようとした。そこで、莫大な金を出して、王鼎ぎょくてい冬貂とうてんを買い入れたが、買った晩に鼎が破れ、けごろもが焼けてしまった。
虎媛 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)