“冬向”の読み方と例文
読み方割合
ふゆむき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の峠は冬向ふゆむき何時いつでも斯様こんな天気でござりやす、三里でお泊りも余りお早うござんす、二居までお供を致しやしょう、えゝ旦那、失礼ですが二百もん下さいまし
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
乙「どうも此の辺は物騒な処で、冬向ふゆむき女連おんなづれや一人旅では歩けませぬ、折々勾引かどわかしや追剥が出ます」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)