“全琮”の読み方と例文
読み方割合
ぜんそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
輔国ほこく大将軍平北都へいほくと元帥に封ぜられた陸遜りくそんは、呉郡の朱桓しゅかん銭塘せんとう全琮ぜんそうを左右の都督となし、江南八十一州の精兵を擁して、三道三手にわかれて北上した。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかもその二路ふたみちとも嶮隘けんあいで奇計を伏せて打つには絶好なところですから、もしお許しを得るならばそれがしと全琮ぜんそうとで協力して、曹休を擒人とりこにしてお目にかけます。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)