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入来
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いらし
ふりがな文庫
“
入来
(
いらし
)” の例文
旧字:
入來
あゝと貞之進は初めて声を出して答え、よく
入来
(
いらし
)
ってよと解けた詞に嬉しさは頸筋元から這入って、
例
(
いつ
)
もの通り肚で躍って居た。
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
『おや
然
(
さ
)
う。まあ
甚麽
(
どんな
)
にか
宅
(
うち
)
ぢや御世話様になりましたか。
真
(
ほんと
)
に遠い所をよく
入来
(
いらし
)
つた。まあ/\お二人共自分の家へ来た積りで、
緩
(
ゆつく
)
り見物でもなさいましよ。』
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
過日
(
このあいだ
)
の方はあれから
入来
(
いらし
)
って、あの翌晩おひとりで、そう可笑いんだよ玉ちゃんが大変岡惚して、
風采
(
ようす
)
のいゝ方ねえ、あら姉さんも、何だね厭に気を廻すよ、だって風采が好って
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“入”で始まる語句
入
入用
入口
入牢
入水
入込
入交
入日
入相
入谷