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僻
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ねじ
ふりがな文庫
“
僻
(
ねじ
)” の例文
見も知らぬ浮浪人を、快く家に通すさえあるに、その技倆を信じて、
己
(
おの
)
が道場を任せて疑わぬ丹後守の度量には、机竜之助ほどの
僻
(
ねじ
)
けた男も、そぞろ
有難涙
(
ありがたなみだ
)
に暮れるのであります。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
落着いていたが
荒
(
あば
)
れる時は近藤以上に荒れる。怨みはよく覚えていて、根に持っていつまでも忘れない。近藤は
御
(
ぎょ
)
し
易
(
やす
)
し土方は御し
難
(
がた
)
しと
有司
(
ゆうし
)
も怖れていた。隊長の芹沢は性質がことに
僻
(
ねじ
)
けていた。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
“僻”を含む語句
偏僻
僻見
辺僻
僻境
僻郷
僻地
僻目
僻陬
僻村
僻耳
僻遠
僻事
僻論
僻説
僻在
山間僻地
僻邑
僻易
僻辺
僻言
...