“傘枝”の読み方と例文
読み方割合
かさえだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乳いろの霧の微粒が静かにうごいてゆく空に、傘枝かさえだを高くひろげた目印の松が、もう武蔵の目にも見えたのである。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝の月を貫いてひょろ長い一本松が傘枝かさえだをひろげていた。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)