“傑作”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けっさく50.0%
けつさく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、刹那の昂奮のうちに、永劫の歓楽を掴む事が出来る。実際酒と云うものは、人間の発明した物のうちで一番の傑作けっさくだ。
小僧の夢 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「なるほど、みんな、そっちへばっかりゆくのう、どんな傑作けっさくがあるのか、おまえのおつきあいをしてみようか。」
町の真理 (新字新仮名) / 小川未明(著)
番目ばんめには露國文豪ろこくぶんがうトルストイはく傑作けつさく千古せんこゆき」とふのと、バンカラ喜劇きげき小辰こたつ大一座おほいちざふのが、赤地あかぢしろいてあつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
大入おほいり評判ひやうばんだ四はんだ五ばん傑作けつさくぢや大作たいさくぢや豊年ほうねんぢや万作まんさくぢやと口上こうじやう咽喉のどらし木戸銭きどせん半減はんまけにしてせる縁日えんにち見世物みせもの同様どうやう
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)