“倔強”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くっきょう85.7%
くきやう7.1%
くつきやう7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
船頭につづく十二人の舟子ふなこは、破船を見捨て、十町も沖から島に泳ぎ着いたというだけあって、いずれも倔強くっきょうな連中ばかりであった。
藤九郎の島 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
倔強くきやうの勇士なほ聞きて其心肝を冷やすべし。 420
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
倔強くつきやうの若者が二人ばかり宿とまつてゐたが、恐れてしまつて何の役にも立たなかつた時の話である。伝右衛門は祖父の名で未だ存命中であつた。熊次郎は父の名である。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)