“倉沢義髄”の読み方と例文
読み方割合
くらさわよしゆき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北には倉沢義髄くらさわよしゆきを出し、南には片桐春一かたぎりしゅんいち、北原稲雄、原信好のぶよしを出し、先師遺著『古史伝』三十一巻の上木頒布じょうぼくはんぷに、山吹社中発起の条山じょうざん神社の創設に
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
そういう正香自身も沢家に身を寄せることを志して上京の途中にあり、同じ先輩格で白河家しらかわけの地方用人なる倉沢義髄くらさわよしゆき、それに原信好のぶよしなぞは上京の機会をうかがっている。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
信州北伊那郡小野村の倉沢義髄くらさわよしゆきを平田鉄胤かねたね講筵こうえんに導いたのも、この正香である。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)