俵天王たわらてんのう)” の例文
時には肩に掛けたたすきの鈴を鳴らし、黄色い団扇うちわを額のところに差して、後ろ鉢巻はちまき姿で俵天王たわらてんのうを押して行く子供の群れが彼の行く手をさえぎった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)