シン)” の例文
それでも、おかくは信一のシンおんだけは覚えてゐるのかといくらか私が感心しようとすると、次の手紙では槙原英太郎殿と麗々しく認められたり、英兵衛となつたりしてゐるのです。
月あかり (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
獨り語りの物語りなどに、シンをうちこんで聽く者のある筈はなかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
獨り語りの物語りなどに、シンをうちこんで聽く者のある筈はなかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
独り語りの物語りなどに、シンをうちこんで聴く者のある筈はなかつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)