“俗名”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぞくみょう58.3%
ぞくみやう33.3%
ぞくめう8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お露がじぶんのことを思いつめて、其のために病気になって死んだと云うことを聞いたので、それ以来お露の俗名ぞくみょうを書いて仏壇に供え
円朝の牡丹灯籠 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
慮外りよぐわいながら此のわたりのいほりに、近き頃さまへて都より來られし、俗名ぞくみやう齋藤時頼と名告なの年壯としわかき武士のおさずや』。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
かゝる孤島はなれじまことだから、御馳走ごちさういがと大佐たいさ言譯いひわけだが、それでも、料理方れうりかた水兵すいへい大奮發だいふんぱつよしで、海鼈すつぽん卵子たまご蒸燒むしやきや、牡蠣かき鹽煑しほにや、俗名ぞくめう「イワガモ」とかいふこのしま澤山たくさんかも