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伊賀流
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いがりゅう
ふりがな文庫
“
伊賀流
(
いがりゅう
)” の例文
「そりゃそういえば確にそうだが、忍術だって入ㇼ用のものだから世に
伊賀流
(
いがりゅう
)
も
甲賀流
(
こうがりゅう
)
もある。世間には忍術使いの美術家もなかなか多いよ。ハハハ。」
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
伊賀流
(
いがりゅう
)
の
忍者
(
にんじゃ
)
菊池半助
(
きくちはんすけ
)
と、
果心居士
(
かしんこじ
)
のおしえをうけた木隠龍太郎とが、
双方
(
そうほう
)
、水のごとくたいしたとき、しずかな耳を
突
(
つ
)
きぬくように、一
声
(
せい
)
、
短笛
(
たんてき
)
の
音
(
ね
)
がつよく流れた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これは
伊賀流
(
いがりゅう
)
の
忍
(
しの
)
びをほこる半助にも、木隠にも、おそろしい
難事
(
なんじ
)
だろうと思われる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この鞠ぬすみは
伊賀流
(
いがりゅう
)
と
甲賀流
(
こうがりゅう
)
のものが、かつて
信長
(
のぶなが
)
の
在世
(
ざいせい
)
当時、
安土城
(
あづちじょう
)
で試合をしたこともあるし、それよりいぜんには、
仙洞御所
(
せんとうごしょ
)
のお庭さきで
月卿雲客
(
げっけいうんかく
)
の前で、
叡覧
(
えいらん
)
に
供
(
きょう
)
したこともあって
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“伊賀流”の解説
伊賀流(いがりゅう)は、伊賀国の地に伝わっていた忍術流派の総称。甲賀流と並んで忍術の中で最も有名な流派の一つである。
根拠地は、現在の三重県伊賀市と名張市にあった。普段は農業や行商をして各地の情報を探る一方、指令が下ると戦場やその後方へ出向き、工作活動に励んだ。
(出典:Wikipedia)
伊
漢検準1級
部首:⼈
6画
賀
常用漢字
小4
部首:⾙
12画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“伊賀”で始まる語句
伊賀
伊賀守
伊賀越道中双六
伊賀亮
伊賀越
伊賀者
伊賀組
伊賀衆
伊賀者頭
伊賀魂