トップ
>
仄聞
ふりがな文庫
“仄聞”の読み方と例文
読み方
割合
そくぶん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そくぶん
(逆引き)
仄聞
(
そくぶん
)
するところによれば、クロオデル大使はどう云ふ
訣
(
わけ
)
か、西洋
輓近
(
ばんきん
)
の芸術に対する日本人の鑑賞力に疑惑を抱いてゐるさうである。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
もし現在のジャーナリズムにそのような弱いところがなかったならば同氏によって『文芸』に推薦されたと
仄聞
(
そくぶん
)
する勝野金政の小説などは
文芸時評
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
先の三将方も、水治の難は御承知でありながら、工事のいたし方を
仄聞
(
そくぶん
)
するに、その自然の力へ向って、人力で打ち勝とうとなされたようです。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仄聞(そくぶん)の例文をもっと
(20作品)
見る
“仄聞”の意味
《名詞》
噂で聞くこと。かすかに聞くこと。
(出典:Wiktionary)
仄
漢検1級
部首:⼈
4画
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
“仄”で始まる語句
仄
仄暗
仄白
仄明
仄々
仄見
仄青
仄赤
仄紅
仄筆
“仄聞”のふりがなが多い著者
田中英光
小山清
正岡容
吉川英治
泉鏡太郎
芥川竜之介
夢野久作
太宰治
森鴎外
泉鏡花